2025年6月アップデート 〜OneLoginに新機能「Generic Directory Connector」が登場! 〜
OneLoginに新機能「Generic Directory Connector」が登場!国産システムとのID連携もより柔軟に

2025年5月15日の製品アップデートで、OneLoginは新機能「Generic Directory Connector」を発表しました。この機能により、APIを通じて外部ディレクトリからOneLoginへユーザー情報を柔軟に同期できるようになります。
OneLoginはこれまで、Active DirectoryやLDAP、WorkdayなどのHRソリューションとの連携に強みを持っていましたが、日本国内で多く使われている人事システムとは必ずしも高い親和性があるとは言えませんでした。
Generic Directory Connectorでは、OneLoginが外部ディレクトリにAPI接続する形式を採用しており、以下のようなメリットが期待できます:
- 国産のID管理ツール、人事システムなど任意の外部システムと連携
- エージェント不要のCloud-to-Cloudでユーザー同期を実現
- 人事データを起点に、各業務アプリまで一貫したID管理を実現
さらに今回のアップデートでは、Microsoft Entra ID連携におけるグループフィルター機能の追加や、WebAuthnのuserVerificationオプションへの対応なども含まれています。弊社では、これらのアップデート内容を日本語でわかりやすくまとめたリリースノートを公開しております。ぜひご活用ください。
UPSIDERとSAML2.0 シングルサインオンを新たにサポート

ペンティオは、2025年5月にOneLoginと法人カード「UPSIDER」のSAML 2.0によるシングルサインオン(SSO)連携を検証し、カタログコネクタとして提供を開始しました。この連携に関する設定手順などをまとめたドキュメントを新たに公開いたしましたので、ご案内いたします。
UPSIDERは、利用限度額や会計処理などの企業の財務課題を解決する法人カードです。SAML 2.0によるシングルサインオン連携を導入することで従業員はIDやパスワードを管理する必要がなくなり、UPSIDERへのログインがワンクリックできます。また、多要素認証(MFA)との併用により、不正アクセスのリスクを低減し、UPSIDER上に保存されている法人カードの利用履歴やカード番号などの重要な情報を安全に保護することが可能です。
本連携の設定手順などをまとめたドキュメントは、弊社ヘルプセンターに掲載しております。以下のリンクよりご覧ください。
あわせて、ユーザープロビジョニングを自動化するためのSCIM連携についてもご案内いたします。SCIM連携については、UPSIDER様側で一部技術的な調整が必要なことから、現時点では提供開始時期は未定となっております。OneLoginとUPSIDERのSCIM連携をご希望のお客様は、ご要望の旨をUPSIDER様にお伝えいただけますと、機能追加の実現に向けた一助となります。
2025年6月度も各サービスとの連携を強化しました

ペンティオでは2025年6月に下記サービスとのシングルサインオン連携用カタログコネクタを新たに追加・更新しました。
新たに追加・更新されたカタログコネクタは下記のとおりです。
追加されたカタログコネクタ
- Reown Cloud[Form-based認証]
- AMI PHOTO for Business[Form-based認証]
- PIXTA オンデマンド[Form-based認証]
- Synology NAS[Form-based認証]
更新されたカタログコネクタ
- OpenAI ChatGPT (Connect to Chat)[Form-based認証]
- j-motto[Form-based認証]
- J-MOTTO (mobile)[Form-based認証]
お知らせ 2025年度6月度 - 新規対応アプリ もあわせてご覧ください。
新規作成・更新されたペンティオ独自ドキュメント・お知らせ
- 2025年5月20日(火) - 一部ユーザーがポータル画面にアクセスできない不具合(機能低下)【解消済】
- Figma - SAML認証
- Webex Control Hub - ユーザープロビジョニング
- Windows PowerShellからMicrosoft 365のWS-Federation認証を手動設定する方法
ペンティオは日本のみなさまにOneLoginをより安全かつ便利にご活用いただくため、これからも取り組んで参ります。