2025年3月アップデート　〜Jamf Connect を利用したmacOSログイン管理手順書を公開〜

Jamf Connect を利用したmacOSログイン管理手順書を公開

みなさんの組織ではMacのローカルアカウントをどのように管理していますか？OneLoginではJamfが提供するJamf Connectを組み合わせることで、Macのログイン時にOneLoginのログイン画面を利用したローカルアカウントへのログインが可能になります。また、ログイン以外にもアプリのインストールや設定変更の際にパスワードを求められたときも、自動的にMacへ同期されたOneLoginのパスワードを使うことができます。

Jamf ConnectとOneLoginの連携のメリット：

OneLoginのユーザー情報でMacにログイン
- ユーザーはOneLoginのパスワードを一つ覚えるだけで、MacにもOneLoginにもログインでき、クラウドへのSSOまで一気通貫してご利用いただけます
OneLoginのステータスでMacのログイン管理
- OneLoginのユーザーをサスペンド（無効化）することで、そのユーザーはMacへのログインができなくなります。この機能を用いて、クラウドへのアクセス管理と同様にMacのログインも管理することができます
Macログイン時にもMFAを選択可能
- Macにログインする際にもOneLoginのMFAを使うことができるようになります。MFAを設定することで、Macへの不正ログインの可能性を軽減することができます

ペンティオでは、Jamf Connect OneLoginの連携手順書を作成いたしました。ドキュメントにはOneLoginで作成するコネクタの設定手順に加えて、Jamf Connectで作成する構成プロファイルの設定手順も含めるなど、実務に即した内容を詳しく記載しております。

Jamf Connectを用いてMacのログインにOneLoginを使用する

人事異動シーズンに備えたOneLoginユーザー情報のCSV一括更新ガイドのご紹介

2、3月は人事異動や組織改編が重なる時期であり、多くのユーザー情報の更新が必要となります。このような組織変更期におけるOneLoginのユーザー情報（所属会社、所属部署、役職）の変更をエンドユーザーへの影響なく安全に行いたいとお考えでは無いでしょうか？

この時期の移行作業では特に以下のポイントに注意が必要です：

CSVファイル適用時の変更情報の消失
- OneLoginではCSVファイルを用いてユーザー情報の一括変更を行えますが、CSVファイルの作成タイミングが早すぎると、その間になされた変更がCSVファイルの情報により上書きされ、巻き戻ってしまう可能性があります
マッピングへの影響
- 特定の部署所属のユーザーに特定のロールを割り当てるマッピングを設定している場合、所属情報の変更により必要なアプリケーションへのアクセス権が失われ、最悪の場合にはユーザープロビジョニングによりサービス側のアカウントが削除される可能性があります
アプリケーションルールへの影響
- 特定の役職のユーザーにサービス側のグループを割り当てるアプリケーションルールを設定している場合、役職情報の変更により適切なサービス側のグループから外れ、グループメールやチャットの通知が受け取れなくなる可能性があります

ペンティオではCSVを活用した一括変更の手順と安全に作業を進めるためのノウハウをまとめた実践的な設定ガイドを作成いたしました。本ガイドでは、一括変更前のトラブル防止の確認ポイントや組織改編を例とした移行シナリオを詳しく解説しています。

弊社エンジニアによるご支援が必要な場合には、別途プロフェッショナルサポートサービスによる役務支援も承っております。お早めにご相談ください。

組織改編・人事異動に伴うOneLoginの所属情報移行ガイド